バイク紹介
BRIDGECLUB
newsさて記念すべき第一回目のバイクはSURLYのBRIDGE CLUB。
バイクパッキングという言葉を初めて耳にしたのはもう10年ぐらい前になるでしょうか。キャリアが取り付けできないマウンテンバイクやロードバイクでもキャンプ道具を積んで旅ができる。当時としてはとても画期的なスタイルで衝撃を受けたのを覚えています。
今ではツーリングスタイルのひとつとしてしっかり定着した感があり、出始めの頃に比べるとバイクやパーツ、バッグ類の選択肢がぐんと広がりました。
そこで今一度、快適な自転車旅をテーマに、組み上げていきます。
まずはフレーム選びから。
のんびり肩の力を抜いて気ままな自転車旅。その相棒、それはもうクロモリフレームが良いに決まってます。雰囲気重視です。
で、SURLYってなるんですけど、SURLYのバイクはどのモデルもツーリング仕様に組めるから選択肢が多い!だから悩みましたね〜、どのフレームで組むか。
舗装路がメインで、たまに林道も。ということで、ほどほどの太さのブロックタイヤを履かせたい。
だけど僕の身長169cmでは29インチホイールにした場合、タイヤとサドルバッグの干渉の具合で大きなサドルバッグが使えず積載量が制限されてしまいます。
かといって26インチのDISCTRUCKERほどの積載力や世界旅行ができてしまう程の頑丈さまでは必要なく、もう少し軽快さが欲しい。
というわけで中をとって27.5インチとなりました。
27.5インチのタイヤサイズは、650Bという規格が原点。650Bといえばかつてのツーリングバイクの王道、ランドナーに採用されているタイヤサイズ。
タイヤボリュームがあって乗り心地よく、急峻な山道から平坦路の巡航、そして荒れたダートまでバランスの取れた27.5ホイール。現代版ランドナーってことです。現代版ランドナー、響きがいいですよね。
という訳でフレームはBRIDGE CLUBに決定。これからボチボチ制作日記をアップしていこうと思います。
フレーム
まずは組み付け前の下準備から。フレーム削ります。専用工具を使ってヘッドチューブ、BB、DISC台座の面取り。
昔のクロモリフレームはこのあたりの精度が低く、というかフレーム製造の最終工程はショップで行う。みたいな感じでこのような作業は必須だったらしいです。
今では工場出荷時には充分な精度が出てはいるんですが、気持ちよ〜く、こだわりのパーツの組み付けができるよう、さらに綺麗にしておきます。
ホイール
フレームの準備ができたので次はホイールです。
走りの軽さ、耐パンク性能を考えてチューブレス対応のリム。そこまで太いタイヤは履かせないのでマウンテンバイク用ではなくグラベル用に開発されたリムにしました。
フロントハブは走りながら発電ができるハブダイナモに。発電した電気はUSB充電できるようにする予定。これでキャンプ用のライトを充電しながらツーリングができます。
リアハブはちょっと変化球的なチョイスでKUWAHARAに。アダプターの変更で135QRと135スルーアクスル、142スルーアクスルの3通り使えます。これで他のバイクとの兼用もしやすくなります。
ステアリング
フラットバー
ブレーキ
自転車という趣味を長く続けていると、メインバイクのパーツ交換に伴い不要となったものって割とありますよね。今回はマウンテンバイクで使っていたXTRのブレーキを再利用。エコです。そして何より節約できます。
比較的お手頃なSURLYのフレーム。そんな感じでパーツ寄せ集めセカンドバイクを作ってみるのも楽しいですよ。
ドライブトレイン
ワイドレシオのスプロケット、そしてそれに対応するリアディレーラーのお陰でマウンテンバイク界でフロントシングルはもはや当たり前の仕様となりました。
何事もメリット、デメリットあると思いますが、メリットだらけなのでフロントシングルを採用!
フロントシングルのメリットって何?
チェーントラブルの少なさ
軽量化
見た目のシンプルさ
調整箇所が減る
デメリット
今回の組み立てコンセプトに於いてはほぼないですね
デメリットがあるのはロードレースなどの競技系
Deore 11s
ハブの対応力 135mm 142mm アダプターで変換可能 違うフレームとの兼用も可
ハブダイナモ
キャンプ装備を極力軽くしたいので、デカいモバイルバッテリーはNG。ならば発電しながらツーリング。という訳でハブダイナモ
ハブで発電された電気をこのデバイスでUSB出力
タイヤ
チューブレス
フラットハンドル
2泊3日テント泊の装備+釣り道具が積載できる